2005年01月

ウツギと女郎花

会社へ行ったら、Kさんが風邪をひいて休んでいました。
そして、Kさんと私の間の席に座っているOさんは、同じく風邪で絶不調。
「明日は休むかも」と宣言してました。

となると次は私ですか?
いつも元気な「KOコンビ」がダウンするほどの風邪ということは、虚弱&軟弱な私は一週間ぐらい起き上がれないかも。
こ、こわい……。

ころりと話は変わりますが、妙なことが気になっています。
古川薫の「秋霜の隼人」と戸部新十郎の「加賀風雲録」に大久保利通の暗殺シーンが出てくるのですが、どちらの小説でも、暗殺者のうち二人が手に花を持って登場するんです。

古川さんの小説では花をつけたウツギの小枝。
戸部さんの小説では女郎花(おみなえし)。
花の種類は違うけど、「書生風の二人の男」という点までぴたりと同じ。
どちらかがどちらかを真似をしたとは思えないので、これって史実に基づいたものなのでしょうか(そういえば大久保さんのセリフも似ています)。

「暗殺場面にこういう叙情的な演出をするとは、さすがは古川先生」
と感動しただけに、「加賀風雲録」の中に良く似た場面を見つけた時は、ちょっと驚いてしまいました。
どんな史料をもとにしたのかな。
私も読んでみたいです。
ご存知の方がいらっしゃったら教えて下さいな。

ちなみに私は「秋霜の隼人」の方が好き。
「加賀風雲録」のあまりに凄惨。でも、こちらの方が事実に近いのかも。

小説の冒頭

ちょっとしたスランプで、小説の更新が滞っています。
頭の中には情景が浮かんでいるんだけど、文字にならない のはなぜなのか。
(つまりはスランプです)

スランプ中に考えることでもないけど、赤禰さんの小説を書きたいな。

歴史小説を書く時にまず考えるのが、どの場面から書き始めるかということ。
エッセイなら、時代背景とか、いつどこで生まれたかとか、そういった基本情報から始めるべきなのかも知れないけど、小説の冒頭に説明文が入ると退屈なので、導入部はドラマチックに盛り上げたいような気がします。

他の方が書いたネット小説を読んだり、書店でおもしろそうな本を探すときも、冒頭に情景描写や説明文が延々と続いていると、すぐにいやになってしまいます。
そこを乗り越えればおもしろいかも知れないのに、どうしても乗り越えられない。
もったいないことをしているのかも。

もし私が赤禰さんの小説を書くとしたら、長編なら文久3年の馬関攘夷戦、短編なら投獄された所からスタートしたい。
長編の場合は時間の経過にそって書くほうが面白いけど、短い文章の場合はラストに近い場面からスタートして、さかのぼっていく方がまとまりやすいです。

プロジェクト

ブログのつぶやきがもとで本ができたらすごいかも。

「晋作漢詩集プロジェクト」のご案内を、「寄ってらっしゃい見てらっしゃい」&「晋作's world」にアップさせて頂きました。
掲載期間は私のモチベーションが尽きるまで。
それまでに目標人数のご賛同が得られれば、清水の舞台から飛び降りたつもりで(というとオーバーですが)作ってみたいと思います。
半信半疑のプロジェクトですが、ご賛同頂けると嬉しいです。

「この詩は絶対に載せて欲しい!」
なんてご要望がございましたら、あわせてどうぞ(^^)
ちなみに、なぜ50人かといいますと、印刷会社の最低印刷部数が50部だからです。

本のお話

「風光る」

書店で「風光る」の17巻が並んでいるのを見つけちゃいまして、思わず買ってしまいました。
島根行のバスの中で読もうと思ったのに、誘惑に負けて一気に読破。
あー満足♪
おもしろかったし、今回もちゃんと少女マンガになっています。
基本的には史実通りに流れているので、ハッピーエンドはあり得ないものの、主役の2人の恋の行方は気になるところです。

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「秋田・庄内戊辰戦争」

酒井吉之丞(またの名を酒井玄蕃)なる人物について知りたく思い購入。
玄蕃さまは戊辰戦争で庄内藩・第二大隊を率いて戦い、官軍から「鬼玄蕃」と恐れられた不敗の将です。

どんな厳つい男かと思いきや、女性と見まがう美丈夫だったようで、庄内討伐軍の参謀だった薩摩の大山格之助は、維新後に東京で酒井玄蕃に会って、こんなことを言っています。
「鬼玄蕃の勇名を欲しいままにした足下が、実は容貌のかくも温和で婦人にも見まほしい美少年(「よかちご」と読みます)であろうとは……」

玄蕃さまは戊辰戦争時26歳。
代々家老を務める名家のご長男。
漢詩を詠み、雅楽に通じ、笛の名手でもあったのだとか……。
美人薄命の言葉とおり、肺病のために34歳の若さで亡くなっています。

庄内藩の強さと仙台藩のドンゴリぶりが対称的に描かれていて、色々な意味でおもしろい一冊。

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「戊辰役戦史」

「秋田・庄内戊辰戦争」を読み終わったら、大山柏(大山巌のご子息)が書いたこの本で、官軍側から庄内藩(荘内軍となってます)の戦いぶりをチェックすべし。

敵方であるにも関わらず、玄蕃さまは誉められっぱなしです。
その一方で、味方であるはずの世羅さんは気の毒なぐらい無能扱いされています。
そして仙台藩は……やめておきましょう(^^;)

随所に登場する、大山さんの独断と偏見に満ちたコメントがなかなか楽しいおすすめ本。
これを熟読すれば、あなたも立派な戊辰戦争オタクになれます。

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「仙台戊辰史」

買おうか買うまいかといまだに悩んでおります。
広島県立図書館にあるので、星隊長が活躍する箇所(「蝦夷錦」とほとんど同じでしたが)は全てコピーしましたが、やっぱり全部読んでみたい。

その前に晋作ファンとしては、「防長回天史」や「奇兵隊日記」あたりをゲットすべきなのでしょうが、期限付DMに心は揺れ動いております。
(「旧幕府」を買わなかった時は、ものすごく後悔したしなあ……)
M書店さんったら、商売上手。

メルマガバックナンバー

ウイルスメールがあまりにも大量に送られてくるので、メルアドをメールフォームにチェンジしたのですが、メルマガにもメールアドレスを掲載していたことを思い出し、「まぐまぐ」のHPから閲覧できるバックナンバーを「最新号のみ」に変更しました。

今月分は仕方ないとして、来月号からメルアドを掲載しないようにすれば、少しは妙なメールが減るかもと期待しています。
ついでにメルマガコンテンツをパワーアップ。
ponpokoの作品のみですが、創刊号から2004年12月号まで閲覧できるようにしました。
(「自作小説」にアップしてあるショートストーリーは除外)

久々に過去のメルマガをさらりと読み返してみたのですが、だんだん内容がマニアックになっているような、いないような……。
全体を通して高杉晋作&長州関係のお話が圧倒的に多いのは、管理人の趣味によるものですが、その時々に訪れた場所などが取り上げられていて、何となく懐かしかったです。
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