2004年12月

志を立てる

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バタバタしていましたが、ようやく一息つきました。
昨日は朝から会社の大掃除。その後、居酒屋で打ち上げをして、明け方までかかって年賀状の準備。

今日、朝一番で年賀状をポストに投函し、HPのTOP画をお正月バージョンにチェンジ。
元旦にグリーティングメールをお送りする手配をしたのですが、先日のパソコンクラッシュでメールアドレスが消えてしまっているので、オリジナル本の申し込みをして下さった方のみの送信となります。

さて今日は、吉田松陰について……。

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人材を輩出した幕末の私塾と言えば、まず思い浮かぶのは適塾と松下村塾ですよね。
でもこの二つには決定的な違いがあります。
それは何かと言いますと、適塾の塾生が全国から集まってきた秀才たちだったのに対し、松下村塾の塾生は吉田松陰の近所に住む少年たちだったということです。

「人が誰でも良いところを持っている」というのが松陰先生の考え方。
それぞれの良い所を伸ばすことで、大勢の人材を世に送り出した吉田松陰という人物は、優れた教育者のすごさを感じさせてくれます。

吉田松陰は弟子たちに「志を持て」と繰り返し言っていたそうです。
志とは「心が目指す方向」のこと。
私心を捨て、真っ白な心になって、何をすれば世の中の役に立つかを考える。
そして出てきた答えが、志なのだとか。

「いったん立てた志は、どんなに批判されても、誰にも理解してもらえなくても、捨ててはならない。そのためなら、狂ってもいい」
ことを、吉田松陰は身をもって弟子たちに示しています。

今でこそ、吉田松陰はもちろんのこと、松下村塾の出身者は志士と呼ばれていますが、幕末当時は「乱民」と呼ばれていたそうです。
だからこそ、狂という境地に達して、ひらきなおる必要があった。
吉田松陰とその弟子たちが好んで「狂」という文字を使ったのには、そういう意味があったわけですね。

松下村塾にも志がありました。
それは次のようなものでした。

長門の国は日本の僻地であり
松本村はそのまた僻地。
だからこそ、ここを世界の中心だと思おう。
そう思って励めば日本を変えられるかも知れない。

ちなみに、真っ白な心とはどんな心かと言いますと、例えば、井戸に落ちた子供の泣き声を聞いて、「助けなくては!」と思う心が真っ白な心です。
少し時間が経って、「子供を助けたら、お礼をもらえるかな」なんてことを考え出すと、それはもう真っ白な心ではないわけ。

新しい年はもうすぐそこまで来ています。
志を立てるべく、真っ白な心になって、世の中のために、自分に何ができるかを考えてみるのも、良いかも知れませんね。

ネットマナー

ネットマナーについて久々に考えてみたくなりました。
「マナー」という言葉を辞書で調べると、「態度、礼儀、礼儀作法」などとありますが、決して難しいものではないように思います。

「相手の立場になって考え、相手を不快にさせない」
そのことを基準にして判断すれば、普通に社会生活を送っている方なら、わざわざネットマナーを研究する必要もなさそうです。
それなのに、あちこちでトラブルが絶えないのは、管理人がよっぽどナーバスなのか、それとも、顔が見えず、実際に会うこともない相手だから、書き込む側の態度がぞんざいになってしまうのか。

ネットマナーと言えば、まず思い浮かぶのが掲示板の書き込み。
管理人としては、書き込みして頂きたいから掲示板を設置しているわけですが、以下のような書き込みはまずいかも。

①いきなり自分のサイトの宣伝をする
②いきなり質問をする
③管理人が好きな○○に対する否定的な意見
④HPに対する否定的な書き込み

③④については、たとえ書き込みしたくても、ぐっと我慢をした方が無難です。
(個人のサイトの場合は特に)
①②については、いきなり目的を切り出すのではなく、HPの感想を書き込むとか、常連さんとまではいかなくても、何度か通ってみるとか、多少なりとも管理人に親近感を持ってもらえる努力をしてから、おもむろに切り出せばOKかも。

ちなみに私は、サイトに載せていること以外は調べないと答えられないので、質問をされると困ってしまいます。

笑って待つ

年末はあわただしいものだけど、パソコンクラッシュのせいもあって、いつにもまして落ち着かない今日この頃です。
周辺機器の接続もまだなので、もちろんプリンターも使えない。
(つなげば良いだけのことですが……)
パソコンにふりまわされているせいで大掃除もできない。
(というか、ただのなまけもの?)

忙しいのなら、ブログもお休みすればいいのに、漢詩など意訳してみました。

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『絶句』

赫赫東藩八萬兵
襲来屯在浪華城
我呼快死果何日
笑待四隣起砲声

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【読み下し】

赫々(かくかく)たる東藩八万の兵
襲い来たりて浪華(なにわ)の城に屯在す
我呼びて快死するは果たして何れの日ぞ
笑いて待つ四隣に砲声の起こるを

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【意訳】

威風堂々たる8万の大兵力は
幕府に組する東国諸藩が
繰り出したものだ

連中は猛然と押し寄せて来て
今は大阪城に集結している

あの大軍を呼び寄せて
快く討ち死にするのは
いつの日か

我が藩の四つ国境で
砲声がとどろく日を
笑って待つとしよう

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慶応元年の長州征伐の折に高杉晋作が詠んだ漢詩。
「長州藩の国境で砲声が轟くのを笑って待つ」
というあたりが、いかにも晋作らしくてgood!

風雲の刻89

ウイルスバスターに見切りをつけてノートンに乗りかえました。
5回の再セットアップ&アップデート作業(しかも途中で必ずエラー)で疲れてしまったので、ソフトのインストールは明日に回そうと思います。
当分はマイクロソフト社のHPもトレンドマイクロ社のHPも見たくない気分。
もっとも一番問題なのは私のパソコンなのでしょうが。

それはまあ良いとして、久々に「風雲の刻」を更新しました。
このごろは純愛作品ばかり観たり読んだりしているせいか、今回の風雲は何となく純愛テイスト。

小説をいつも読んで下さっている方に、
「一番、かっこいいのは誰だと思う?」
とたずねたら、「横山圭三郎」というご意見でした。

「じゃあ、一番、魅力的なのは?」と重ねて聞いたら、
「前は弥助だったけど、今は斎藤一」とのこと。

主役不在の作品のようですが、是非、ご一読下さいませ♪
おもしろいなと思ったら、「アルファポリス」から「ポチっ」とご投票頂けると嬉しいな。

ハウルの動く城

「ハウルの動く城」を観てきました。

ひと言で感想を申し上げるとしたら、「ハウル、かっこいい!」かな。
時折映し出されるアップにときめいてしまうほどの男前ぶりでしたよ♪
(ちょっとハスキーなキムタクの声も色っぽくてステキ)

ナルシストで外見にこだわるくせに、家の中はあきれるほどぐちゃぐちゃ。
色々な魔法が使えてものすごく強いのに、なぜか臆病。
今時の若者を髣髴とさせるモラトリアム青年が、一人の女の子と恋をして(外見は90歳のおばあさんですが)、彼女を守るために変わっていく……。

この作品はハウルの成長物語であると同時に、ヒロインであるソフィーの成長物語でもあります。
地味で真面目で自分に自信がもてなかった女の子が、いきなり魔法で90歳のおばあさんに変身させられて、これ以上の不幸はないという感じなんだけど、恋をすることでだんだんと生き生きしてくるんです。
そしてついには、ややこしい魔法を自らの力で消し去ってしまうわけですね。

もちろん最後はハッピーエンド!
これぞ、恋愛ものの王道!!

恋愛部分にスポットを当てて語ってみましたが、もちろんそれだけではありません。
アルザス地方を巡るロケハン旅行を参考にしたという、映像の美しさはためいきもの。
わきを固める登場人物(人とは限りませんが)も、とってもキュート!
娯楽的な要素だけでなく、戦場と美しい自然を対照的に描き出すことで、平和のすばらしさを感じさせるあたりもさすが。

ただ一つ難点を言えば。
「なぜこうなるの?」みたいな疑問が最後に残ることかな。
「ソフィーの魔法はなぜとけたんだろう?」
「あんなに激しかった戦いが、なぜ、あっけなく、終わっちゃったの?」
てな感じ?

まあ、細かいことは考えず、まずは観て頂きたい。
歴史ものばかり読んでいる私ですが、ファンタジーもいいなという気がしてきました。
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